商品情報 素材・材質 天然木(美濃加茂市産アベマキ) カラー ナチュラル 寸法 長さ140mm x 直径15mm 重さ 48g 販売元 合同会社ツバキラボ美濃加茂の里山が育んだアベマキを使用 温かな木目に金色のパーツが映えるアベマキボールペン「オーネスト」。

軸には、岐阜県美濃加茂市産のアベマキが使われています。

赤みがかった独特の色味、密度が非常に高くて硬いなど、アベマキにはさまざまな特徴があります。

ただ、乾燥工程でひび割れが起きたり、ゆがみなどが起きやすかったりするため、木工品に使用するのには適さないと、薪などに使われることがほとんどでした。

しかし近年、アベマキに適した乾燥方法の研究・実証実験が進んだことで、活用の幅が広がり、美濃加茂市でもアベマキの活用に力を入れているそうです。

和田賢治さんが代表を務めるTSUBAKI LABでは、会員制木工シェア工房の運営に加え、地域の木材を活用した商品を手がけており、美濃加茂のアベマキを使った商品も製造しています。

手触りの良いフォルムを実現する木工旋盤の技術 木軸はつるんとした手触りで、継ぎ目などは見当たりません。

これは、製造時に「木工旋盤」という機械を用いているから。

専用の機械に木材を固定して回転させ、刃物を当てることで、思い描く形状に削り出していきます。

シンプルながらも精巧な造りなので、和田さんから「軸はひとつひとつ、手作業で作っているんですよ」と言われた時はとても驚きました。

取材時に実演してもらったのですが、高速で回転する木材に刃物を当てると、あっという間につるんとした仕上がりに。

実は私も、和田さんのサポートのもと木工旋盤を体験したのですが、仕上がりはでこぼこ…。

和田さんをはじめTSUBAKI LABの皆さんの技術力の高さを感じました。

ちょっとした変化も見逃さない。

木材と対話しながら、製品をつくり上げているのだと、和田さんの言葉を聞いて感じました。

程よい重みが、心地よい書き心地に 直径15mmの太い木軸は手に馴染みやすく、ずっしりと重みに高級感を覚えます。

手に取るだけで、自然と背筋も伸びるような。

ペンの上部に重心を置くことで、握った時にバランスが取りやすくなっています サラサラと軽快にペンを運ぶ、というより、ゆっくり丁寧に書き進めたい時にぴったり、といった印象です。

例えばお手紙を書くときに使ったら、いつも以上に思いを込められるのでは、と感じました。

ボールペン芯は、高級筆記具ブランドでも使用されるものを採用。

使い終わったら、替え芯に交換も可能です。

大切な人への贈り物に、あるいは自分のご褒美にぴったりの逸品です。

レポート: 伊藤 成美 フォト: 小池 輝 (2021年12月3日掲載) ——————————————— 関連商品はこちら ——————————————— ▼『アベマキの寄木の小さな置き時計』はこちら ▼『アベマキのボールペン・シャープペンシルセット』はこちら

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税込価格 9,495円